「ペットボトルのイルカ」が下野新聞社様に掲載されました
下野新聞社様に掲載されました。
早朝に、近所のローソンに取り寄せて貰った3部を買いに行きました。
小さな記事ですが、格別嬉しいです。
2年前の、2021年8月に、
「絵本出版賞最優秀賞」を頂き、
同新聞社様に記事を掲載して頂きました。
この2つの記事の間に、
丸2年の月日が存在します。
出版に漕ぎつくまでの歳月は、
これまでの人生の中で、
濃厚で清らかな水に潜っていたように感じます。
どんな傷も痛みも守られたと思います。
「ペットボトルのイルカ」のお話の中には、
悪いものがひとつも出て来ません。
ペットボトルすら、美しく描かれています。
ペットボトルがひとつも投げ落ちていない世界なのです。
美しい世界にしようと思ったら、
「美しい、美しい」と言って生きなければ、
美しい世界はやって来ません。
平和もきっとそうです。
「平和平和」と言って生きて行ける、そんな世の中になればいいと、いつも思っています。
小さな力ですが、
「ペットボトルのイルカ」は、
濃厚で清らかな水に、濃厚で清らかな世界に、
守られたと思います。
最終ページの、
「いまでも ときどき ペットボトルをもって そらをとんでいます」の風景と言葉は、
「ペットボトルのイルカ」が、SDGsの「持続可能」な世界をいつも生きているという事です。
この本をこのように作って行けたのは、みらいパブリッシングの編集の方々のお力が大きく、可能性をいつも探り続けて終盤まで向かい、1年半の月日が注がれました。