断捨離

パソコンの 35年分の「私の作品」が消えてしまった

人生で 一番貧しい と感じた

物やお金の貧しさは とても知っている

死んだほうがいい程の 極貧になった



真夜中は 身体中に
かわいた涙が こぼれ続ける

夢にしても 耐えられない

明日 私はどんな姿になっているだろう



翌朝 私見たさに 私は起きた

「巨大な空洞の私見たさ」に
人が集まるのではないか
やたらに見られない姿なのではないか

そう思うと
面白くて 可笑しくて 得意になった




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