キュリー夫人、たべず、ねむらず。
私が小さいころ大好きだった本は、
「キュリー夫人」です。
何が欲しいの?」と聞かれると、
「理科室の実験室が欲しい」と、真っ先に言いました。
小学2年生の時は、キュリー夫人になりたくて、
どうしても、理科室の実験室とか、戸棚が欲しかったのです。
父が、隣の薬局屋で、
ビーカーとアルコールランプ、試験管、
すりつぶす鉢のようなもの、シャーレなどを、
とにかく、買ってくれたんです。
それで私は、庭で実験をしたのです。
無謀な親だと思いますが、
水がある場所が一か所あったので、
そこでならやってもいいと言ったのです。
この本と私の事をあまり書くと、
いつか私が出すかもしれない「著作」の
「ネたばれ」になるので、
ちょっとしか書きません。
マーニャは、努力と頑張りの人です。
「たべず、ねむらず」
というのは、色々な事を我慢したからです。
寒ければ、椅子やトランクをベッドに被せて眠りました。
食べるものも食べず、とにかく勉強にいそしんだのです。
それは、粗末な部屋で、貧しかったからです。
結婚した男性は、
「ピエール・キュリー」研究者です。
マリーもピエールも、
ポーランド生まれです。
「わきでるゆうき」
キュリー夫人は、
二度もノーベル賞を貰っています。
ポロニウムという元素と、
ラジウムという元素を発見したのです。
私は、この本を読んで、
キュリー夫人がしたような事に、
しらずしらずに憧れてしまったのだと思います
読んだ本のストーリーをなぞるような人生が
・・・
・・・ここからは、企業秘密で書けませんが、
小さいころ読んだ本(テレビでもいいです)で、
一番好きだったものを、
自分で思い出してみてください。
それで、結果として、
私は、
「たべず、ねむらず、どりょく、がんばり、ゆうき、かこく」というような事に酔いしれるようになっているのだと思います。
だから、物書きとなれば、
「たべず、ねむらず・・・・・・」でもやりたい、
そう出来れば出来るほど生きている実感がある、
逆に、さぼっている自分だと、何もしていない許せない、
という性分にまでなってしまったのです。
世の中のお母様方には、お子様に良い本をえらんであげて欲しいです。