息子の机

がーくんが(下の息子)が新しい机を買ったとTwitterに書いていた。

今のアパートは職場の近くになっている。

都会に出てから、私が知る限りでは5回引っ越している。



私が元の家に居た時から、大きい机を使っていたので、
憧れていた、というので、そんな風に思っていたのかと可愛く思った。

新しい家を建てたときに、二人には、
座るとお腹の所が少しくぼんでいるアール型の少し形が違う机を、茶と白の色違いで買ってあげた。
それも可愛い机だった。
勉強机だけど、本棚やライトが付いていないもので、
それはデスクライトやカラーボックスでそれぞれが持っていた。




私が使っているのは、長さ160㎝の机。息子の机の方が10㎝長い。

子供達が小さかった頃は、こたつに壁を背もたれにしていた。それから実家のレトロな机を貰い、台所椅子を合わせ、次に友人から買った業務用の白い長机。
今の机は、自分がお店をやっていた時に、業者さんから買った木の机になる。椅子はあれでもないこれでもないと、随分色んなものを使ってきた。バランスボールを椅子にしていた時もある。
今の椅子は、ビニール張りの昭和レトロな椅子で結構重い。



兄の方は、現在はL字型の長い机を持っている。
都会から帰って来た当初は、
レトロなカフェテーブルを使っていたり、白いテーブルにかわったり、だんだんに進化して行った。
私は、今はこれで充分だけど、
いつか、もう少し広い部屋で、1人掛けの大きなソファが欲しい。



叔母が、「第一段」と言って、
狭小庭(笑)に咲いた紫陽花を持って来てくれた。
「綺麗でしょう」と、とても自慢する。

この紫陽花で、あの庭は埋まるのではないかと思ってしまう。



そして、叔母が、ベランダの4鉢の植木を叔母宅に持って行ってくれた。

このオレンジ色の椅子は、母のお風呂椅子で、介護保険を使って購入したもの。
母はこの椅子を使ったのは数カ月で、デイサービスで入って来たり、遂には、入院生活になってしまった。
母が帰って来るかもしれないから、ずっとお風呂場に置いていたのだけど、
亡くなった母と入れ替わるように、都会の息子が帰省したので、ベランダに出した。

鉢が無くなって、すっかりと浮き出て来て、なんだか切ない。



関連記事一覧