「雨水だより」

「雨水だより」

窓ガラスの 雪水に
頬をこすりつけて
泣いている

どうして
泣いているのと
聞くと
 

「私は 春の妖精
雪の下で この時を
待って 待って 待って
いたんだもの」

少しの春から
沢山の春になるので

「雨水だより」を書いてほしい

関連記事一覧