オルトペディコ社ヴィヴァルディピロー20年使いました

この枕を知ったのは20年前のネットショッピングです。新しいベッドを買ったばかりで、寝心地の良い枕はないかと探していて見つけたもの。今回は誕生日のプレゼントとして息子に買って貰いました。今も昔も値段は変わらず、2000円前後です。変わった所といえば、昔は真空パックに入っていて袋に穴を開けるとバアンと開きましたが、今回のものはいくらか真空パック寄りではあり初めからいくらか膨らんでいる事です。見た目が、真空パック風なのですが、そうではないので、なにか怪しんでしまいました。(これはオルトペディコ社のヴィヴァルディではないのかもしれない、パッケージを入れただけの偽物ではないのか、日本製ではないかのか、タグも変わっているではないか、しかし変わらない表記もある、2000円といえど、私が使って来たものは20年近く持った、凄い枕なのだ)と思ってもしかたがないと思います。様々なページでこの枕が販売されていて、値段も様々、送料も様々、オルトペディコ社のものが他にもたくさん販売されているのです。
新しいものは、80センチ×50センチとこれまでのものより縦横5センチずつ大きく、頭を乗せてみると、新しいものの方がやわらかく低め。首を乗せる芯が枕の中に渡っているのは同じです。20年も経てば変わっていない方がおかしい。

この大きさの枕カバーは家にはありません。折角だから生地を買ってきて作ろうと手芸屋さんに行きました。迷いました。なるべくナチュラルな優しい感じにしたかったのです。ベージュに薄紫色の小花柄、ベージュに黒い細ライン描きのバラ。ベージュに黒いライン描きのロンドン地図柄。それで、最も薄い緑ラインのパリの地図柄にしました。はっきり言ってしまうと、よく見ないと何が書いてあるのかわからないです。
地図の中には、エッフェル塔、凱旋門、ムーランルージュと踊り子、マドレーヌ教会、コンコルド広場などがあります。絵柄のあちこちに散らばっているものは、ハイヒール、猫、犬を散歩する人、可愛い洋服、バゲット、チーズ、コニャック、カフェテーブルなど。

はい、出来ました。チクチク手縫いです。
枕カバーはいくらあってもいいから、また作ろうかなと思います。
今年のお誕生日プレゼント第1号。子供からのプレゼントですから、あぶく銭で終わってしまわない、しっかりと実のあるものを選びたかったのです。嬉しいです。

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