「さよなら桜」
飛び上がってすべり出す旅に開いて見えなくなる もう見えないはかなくて 声も出ない目を閉じて別れをかみしめる スズメの巣のために南から来るツバメのために...
飛び上がってすべり出す旅に開いて見えなくなる もう見えないはかなくて 声も出ない目を閉じて別れをかみしめる スズメの巣のために南から来るツバメのために...
桜の花びらが 散っている桜の心が みあたらない 乳母車を押したおばあさんも 出て来ない 桜の心は どこへ行った地震の町に 飛んで行って壊れた家の郵便箱...
今日のお山です。いつも眺める沢です。葉っぱや土の詰まりが無く綺麗に流れています。 お山は、新緑が始まっています。私のスマホの写真はいつもピンボケで、も...
✦昨日、家の中で、「ぷっかりとうきわにうかぷジュウ」をみつけました。「ペットボトルのイルカ」の物語で、泣いているミオくんにイルカのジュウがペットボトル...
「さくらのこかげ」 さくら木の おおきなこかげ春がいる こかげ わたしの ちいさなこかげいもうとがわらう こかげ みじかい芝の こかげアリがささやく ...
さくらの話を 聞いたでしょうさくらの花びら 水に溶いて世界中の皆に 飲んでもらいたい さくらの話を 聞いたでしょうさくらの花びら 両手にすくって窓の空...
「桜とおばあさん」 あと5分くらいで 全部ひらくから外に出てきて そう話す桜はすべりだいを楽しみにして毎年 咲いてくる 冬の朝 目覚めたときは木は く...
「春のおばけ」 この頃は血圧が上が70 下が50になります頭が 眠たくなったら身体が ふらふらしたらもう そうなっています ベッドに横たわり死んでしま...
遠く聴こえた渦の風は土の 香りがしていました 私の身体の半分は季節にさらわれていつ取り戻せるかわからない毎日です お腹が50倍へこんでいます ひと月後...
朝方に小さな誰かがベッドに来る始めは肩に手を当てるだけだったのにだんだんと宇宙人のような言葉を耳にささやいた 不思議な言葉は桃色のピアノの旋律になって...