• HOME
  • ブログ
  • BLOG
  • 能登の「海とオルゴール」の坂下さとみさまと繋がりました。

能登の「海とオルゴール」の坂下さとみさまと繋がりました。

✦先日、YouTubeをで能登半島地震の様子を見ていた時です。
女性が車に乗って海岸沿いからイルカを探している映像が流れて来ました。
「どうしたのだろう」と見ていると暫くして、無線が入りました。堤防が途切れた幅の狭い所から浜に降りて、小さな背びれを幾つか見つけました。
女性は、「おはようー、来たよー、おはようー、来たよー…」と、何度も何度もイルカ達に聞こえるように大きな声で呼びかけました。
又、別の映像では、その女性が海にボートを出して、イルカ達に呼びかけると、何頭ものイルカが渦のようにぐるぐる丸くなって、女性のボートの近くに寄り集まって来ました。
再会した事をとても喜ぶように沢山の背びれが海面でキュルキュル回ります。
女性とイルカ達は「家族」だったのだなと思いました。
女性は「イルカ達は岸沿いを移動する」ので、震災時崖崩れが起きた場所に居なかった事を祈っていたと言いました。
その映像を見ながら、私も涙を零しました。
その女性は、能登でイルカウオッチングの会社を運営している「坂下さとみ」さんという方でした。

私は、その坂下さんに「ペットボトルのイルカ」の絵本を送りたいと思いました。
送ったら少しでも元気が出るだろうか。坂下さんの力になれるだろうか…。
まして、「ペットボトルのイルカ」は「坂下さん」の所まで届くだろうか。
自宅も店舗も道路も浜も壊滅的で、交通事情も悪くインフラも整っていない、
まだ水も届いていない。自宅は20リットルの給水なので足りない所は地下水で補っているらしい。
震災で大変さな苦労をなさっている方に、何も出来ない私が声を掛ける資格はあるのか。
営業で送ったと思われはしないか、ステルスマーケティングだと思われはしないか、
物資でもないもの、何の足しにも無いものを送り、
返って邪魔になりはしないか‥‥と、2週間~20日考えました。



けれども「この人に本を送ってあげたい」と心底思ったのは坂下さんが初めてだったのです。
どうしても、坂下さんに送りたい、その気持ちが頑なで強かったのです。
「本は沢山売れようと、少ししか売れなかろうと、届く人の所に届けば、その本は役目を果たしている」
と、先ごろイベントで聞いた言葉の意味がわかりました。

私は「ペットボトルのイルカ」をもう沢山売ろうとは思いませんでした。
本がその役目を果たしてくれたらいい、と思いました。



✦今日、坂下さまからお電話を頂きました。
本を喜んでくださっていました。

とても印象に残った言葉がありました。

「人と人の絆のように、イルカと絆がある」

「能登が地震で壊滅的になっても、
海の良さと、イルカと、人は変わらない」

という言葉です。

お話した事はここには書ききれないです。
こんな風に、人として本気で繋がった事に感謝しています。

✦坂下さまが、私の本をインスタに載せてくださいました。
「ペットボトルのイルカ」が皆さまの心のお役に立つといいと思っています。
このイルカは、とても仕事が大好きなイルカなのです。
どうか、イルカのジュウに、仕事をさせてあげてください。
坂下さま、宜しくお願いいたします。

「海とオルゴール」のインスタグラム
https://www.instagram.com/umitoorugoru.cafe/

✦坂下さまが経営する施設です。
「海とオルゴール」
https://www.umi-to-orgel.com/

✦令和6年能登半島地震クラウドファンディングのお願いです。
https://campfire.jp/projects/738792/backers/guests/new

✦坂下さんが出演しているYouTube
https://www.youtube.com/watch?v=sVRxRcTo9lY

✦海とオルゴール(株式会社能登島マリンリゾート)
〒926-0216
石川県七尾市能登島曲町2部乙2-7
tel 0767-84-0533

✦3月からなんとかオープンしたとの事です。
是非お出かけくださいませ。




関連記事一覧