「思考が育ち、頭が柔軟になる」
最近は、自分が書いているストーリーのテーマを、
「一枚の写真」にしたように、
又は「木型の活字」にしたように、
はっきりとわかるようになりました。
そうすると、もっと深く細かく情報や知識が必要になり、
書く手が止まってしまい、
時間を掛けて情報や知識をリサーチし始めます。
こんなことでは前に進めない、と不安になるほど、
物語から離れる作業になります。
ページごとに小さな表題を「箇条書き」に付けられるようになり、
一文一文を作りながら、色々な「タイトル」が思い付きます。
正解か否かは別にして、自分でもびっくりしています。
色々な角度から自分の思考が働き、育っている実感があります。
私の年代になっても思考は育ち、頭が柔軟になるのですね。
これらは、今度出版する「ペットボトルのイルカ」の校正作業や、
「えほんのがっこう」で学んだ事が大きいです。