カレンダー、今朝の夢、季節の変わり目・・

こちらは、今度出版する、
「ペットボトルのイルカ」の絵を描いてくださっている今村柊一さんと、奥様が手作りしてくださっている、カレンダーです。

大切に育てて来た犬のタローちゃんの、四季折々の思い出です。
タローちゃんを連れて、日本全国を旅した思い出がいっぱいです。全国に行かなかった県はありません。大好きで何回か行った場所もあります。この子が遊ぶ海は人の少ない家族のプライベートビーチです。人間の子供よりはるかにお二人の育て方で知識を肥やしたタローちゃんです。

宮古島に飛行機で行った事があります。お利口な犬でも、飛行機は荷物が入れられる所に乗って行かなければなりません。それで、ケージを買ってそこに入って水を飲む練習をしたり、ケージに入って車に乗る練習をしたりして出発して来ました。飛行機が宮古島の空港に着いて、荷物の中から出て来る時の写真がありますが、「あ、出て来た!!」と涙が出ました。パパとママは、どんなにか心配だったかしれません。「日本でいちばんきれいな海をもみせてあげたかった」そうなのです。宮古島の思い出は、私も何回も「タロー行進曲」という頁で見ました。他の日常もつづられていますが、一言では言い表せない、深い深い想い出です。

この子はある場所で、うっかりリードを付けていなかったので、スズランテープでリードを作ってしていた事があります。リードが無くても歩けたという事です。ご自宅近くの駐車場や工事現場を、リードなしで、3人で歩いているのを写真で見たときは、本当に驚きました。

大切なお二人の思い出を分けて頂いている、
そのようなカレンダーです。

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朝方、夢をみた。
私は「刀の音どころ」というお仕事をやっと頂いた。
俳優さんが時代劇で刀を振りかざす場面で、
「口で音を入れる」という仕事だ。
「シュッ」とか、「ギシュッ」とか、「ブシュッ」とか、
そのような音を刀の動きに合わせて入れる。
俳優さんは、とてもカッコイイ男性で、NHKの大河で主演を務めた事がある方だった。
「なかなかいい」と褒めてくれた。

手が空くと、ぼんやりと、
この仕事の前は出演陣やロケ班の「靴並べ」だった事を思い出した。
靴並べは、脱いで行く靴を同じ所でひっくり返し外向きにする。やたらに並べ直すと、どの靴が自分のか分からなくなり、混乱する。
靴並べの前は、「撮影所の屋敷の掃除」だった。これは水を使うので手があかぎれになる。
屋敷の掃除の前は、「庭掃き」だった。履物が冬でも雨でもサンダルしかないのでとても寒く、服も季節を通して同じものを着て働いた。
いや、もっと前があった。
その前は、「裸足で畑の野菜作り」だった。
裸足というのは、一日中裸足で、家に上がるといっても、上がる家は土間のようなところで休むだけだった。
そんな事を思い出すと、私はまるで寺の修行をしているようだと思った。
それで、夢が終わった。

出世していく夢かもしれないけど、
大変な事をして来たんだなあと思った。
その大変な事が無くなったわけでは無くて、
身体が覚えている。
これは私が「育って来た」という事かも知れない。

そう思えただけで、とても幸福な気がした。
経験をしたという事で、沢山の人々と触れ合って来たから、このような事になったのだと思う。

昔は、人に会えなくて、約束が出来なかった時期もある。
人が訪ねて来てくれても、母に用を訊いて貰ったりした事もある。
もう、これ以上は書かないようにしよう。
これは、私の手の内だから、
あまり見せると、やがて何かの機会に発表したりするかもしれないので、今はもったいない・・・と思う。



季節の変わり目、順位をつけると、
1位 冬から春先
2位 梅雨から夏
3位 秋から冬
になるけれども、この時期は体調を崩す事が多い。
崩れてくると、起きられなくなる日や時間があったりする。
一日2時間位、まともに創作が出来て、あとは、頭をもたげている日が多くなり、とても能率が悪い。
「体たらくな人間だ」と、人様に見られているのではないかと、一生懸命隠すように、振舞ったり頑張ったりする。
それでも、頑張りが利かない、事がある。

昨日なんか、そうだった。
午後2時頃に、従姉妹が
「那須の雑貨屋さんに誘ってくれて、
その後、親戚の焼き肉屋さんに用事があるらしく、付き合うね」と、約束をしたのに、
午後一番で、頭が回らなくなり、
少し寝れば良くなるかもしれないと、横になってみたけれども、
とにかく、一向に身体が持ち上がらない状態になってきた。それで、結局、行けなくなった。
身体がだるい、熱っぽい、吐き気がする、起きていられない…など、
身体が参ってしまうので、どうにもならない。
じゃあ、どうにかしなくちゃならない時は、どうするの?
と言われてしまうと、答えられない。
だから、様子をみながら、薬を増やしたり、お山の病院に行ったりする。



昨日は、亡くなった父の誕生日だったので、
午前中に、黄色い菊の花を買った。





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