私は洗濯女。私の仕事は洗濯。

明日の天気を毎晩チェックする。

このページは家から一番近い天気予報。

晴れだ、18度だ、
喜びが押し寄せて来る。

喉元過ぎれば熱さを忘れる。
なんでもかんでも「洗濯ひとつ」でケリがつくのか・・私は


洗濯は良い。
で、家中の色々なものを引っ張り出して来て、
洗濯をする。
スリッパも羽毛蒲団も洗ってしまう。
台所マットも玄関マットもお風呂マットも毎日のように交互に洗う。




私は、「洗濯女」。
私の仕事は、洗濯。
洗濯すれば、すべてを忘れる。




午前中は比較的風が強かった。
羽毛蒲団が風になびき、
竿の上にめくれあがる。

その度に、サンダル履きでベランダに出てなおす。
春の陽気に慣れていないので、なんだか気恥ずかしくなる。

この蒲団はずっと使っているから、羽毛が偏っている。
干しながら、偏りをひろげるように、生地の上から羽毛を掴んで、プハプハ、プハプハと広げてあげる。

夕方になる前に、私は3時には部屋の中に取り込んだ。



昨夜は、消防車が来た。
非常ベルが「ギリリリリーン」と鳴ったけれども、火事の様子はない。煙も上がっていないし匂いもしない。

以前に、非常階段の大きな扉が動いて?作動して?
消防車が来るという事があった。
わからないけれども、火事の様子はないので、
マンション中の人々が通路で眺めていた。




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