栗原さんちのおすそわけを・・

ペクとお昼を食べようと言う事になり、チョコレートプリンを持って行くと彼女が言う。

ペクは、購入した時に既に食べていたので、
「チョコレートプリン」だと私に言った。

確かにチョコレートプリンに見える。




「違うっぽいよ。ほうじ茶プリンと書いてある」
「薄味のチョコレートプリンだと思った」

「文字を読まなければフタも茶色いしそのままチョコレートプリンだったのにね。確かに薄味のチョコレートプリンでもいいと思う私達は」

「ほうじ茶プリンなら買わない、買ったのはチョコレートプリン」
「そうだよね、でもほうじ茶のデザート食べて見たかったから嬉しい」

私たちはこんな事を話していた。




「最近口がまわらない」と彼女が言う。
「わかる、私もまわらない」
「職場でもこれわかる人いっぱいいる」
「昔子供の運動会のリレーで転んだ時あった。頭では走れていたのにね、あれと同じ感覚だよ。頭では喋れているんだけどね」

私達は果てしなく老化現象の話しをする。

ペクのスカーフは、私が以前四角いスカーフ生地の連なる大きな生地をカーテンにした残り。
スカーフには違いない。
ブローチも好きだけどこうするのも好きな人です。




一緒に食べたお蕎麦。
ペクは、鳥の燻製とレタスとブロッコリーとドレッシングまで持って来てくれた。
私は叔母に貰ったいんげんとジャガイモを煮て、厚焼き玉子を作りキュウリを切った。




もっと、おもしろい人がいます。
それは叔母。


以前、「かもめの玉子」(ひよこみたいな和菓子)をお土産にと貰った時に、
本物の「かもめの卵」だと思い、
割れないようにひとつひとつ冷蔵庫の卵ケースの所に並べた人。


この話を、思い出してしまった。何回思い出しても笑える。
とても可愛らしい間違いだと思う。


叔母が着払いの宅配を取りに来てくれた。
今日は、クリームチーズとくるみを入れたホットケーキを作って渡した。私がいつもいつもフライパンで作るホットケーキを「家の皆が喜んで食べているよ」と貰ってくれる人。

庭の紫陽花が枯れてきて、花びらがいろいろな色になっているとの事。枯れた紫陽花も綺麗だからと、今度貰う事にしている。




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