お山の病院と弟のミシン引っ越し

いつものお山の病院です。
とにかく疲労と涙の連鎖でこの状態が繰り返されていて明日も続くのかと思うとたまらない。
部屋のベッドにごろんとなっていると、疲労感から顔面や身体がカチカチになり、ただただ静かに息をしている自分がいる。

帰りのバスを待つ間に見た景色。
この道を降りて行くのか。

有名な「鹿の湯」が見える。

病院で処置をしてもらい、夜中に、異様に何か食べたくなり、冷蔵庫の前にしゃがみ込んでいちごアイスクリームを半分食べた。
食欲が出たのだと思う。

翌日は、弟の工業用ミシンを自宅に移動する手伝い。
借りていたコンテナハウスにはテーブルや書庫や椅子や皮や布生地が山のようにありそれを弟は毎日運び出していた。前日私は書庫を運ぶ手伝いをした。

ミシンは1台80キロあるものが2台。
弟と息子と酒屋の従兄弟と4人で運んだ。
皆大汗を掻いている。

弟の部屋に運び込んだ時に、荷物がつかえて「ガタン」と何かが落ちた。「文江ちゃんが落ちちゃった」というので見せて貰うと、おふだと一緒に妹の文江の写真を飾っていたのを初めて知った。妹が亡くなってから弟が生まれたので、弟は妹に一度も会った事がない。ただ弟は皆から「生まれ変わり」だと言われていた。両親の写真は弟は携帯に入れていて先ごろラインで貰った。妹の写真も持っていたのか。いつだか私があげた写真を額に入れていた。

昨日、弟におごってもらったマックフルーリーオレオのチョコバナナ。
なんだか少なすぎない？と話していた。マックの写真は大盛りに写っているが、殆どのマックフルーリーはこの位の量しか入っていないと思う。

つばめのチッチと子供達が2～3日前に飛び立ちました。
夜、ヒナが一羽この中にいたのを見かけましたが、その後は巣が静かです。
現在は、巣も下に置いていた箱も撤去されました。
5月8日から見守っていたのですが、がらんとした一か所が空洞がある気持ちになりました。