幸せ係りさんのお花

カラーのお花は、
私がお店をやっていた時に、ショップカードや看板に描いていたお店のシンボルのお花です。




妹と私が顔を見合わせているように描いていました。




かろやかでやさしいお花達です。




6月13日は、1年生で亡くなった妹の命日です。
お花を小さな束にして妹に供えてあげました。




入っていたバラは記念にドライにしようと思います。




チョコレートケーキです。
息子がチキンとシュークリームを持って来て、私がお寿司を作り、お誕生日会をしました。
(YUUちゃんがくれたミイのフォーク)



私が9歳の誕生日、近所のアパートに住んでいたお兄さんが、
私と妹を那須の「八幡のつつじ」を見に連れて行ってくれました。
つつじをバックにして妹と撮ったおふざけ写真があります。


その次の日の夜の6時半過ぎ、妹が、
「お姉ちゃん花火買いに連れて行って」と言い、
「いじわるばあさん見ているからダメ」と私が言ったのが最後の妹との会話です。

妹は祖母に道路の向こう側に渡らせて貰い、
数件先の駄菓子屋さんに一人で花火を買いに行って、
こちら側に道路を渡って帰って来る時に車にはねられて、
たった一日だけ生きて、次の夜に亡くなってしまったのです。

「私が妹を連れて行けば…」そのときそう思いました。
6月13日の金曜日でした。


翌年の私の誕生日に、クラス全員の子供達を家に呼んで、
両親や叔母達が手伝いに来てくれて、
私の誕生日会をしてくれたのを覚えています。

妹が亡くなった時、
母は妹が食べられないのに…と食事を一切口にせず、
気がおかしくなってしまったのですが、
私も暫くすると泣いて給食を食べられなかった事がしばしばありました。
母は心配したのでしょう。
それから毎年毎年、誕生日のずっと前から誕生日の話をして、
誕生日会をちゃんとしてくれた両親なのです。


だから私はいくつになっても、
歳を取って誕生日の柄じゃないと言われても、
死ぬまでは、両親がしてくれた誕生日会を、
しなければならないと思っています。



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