多忙な毎日と叔父が孵したひよこさん。
旧湯津上村に暮らす親戚の家に、弟と一緒に行ってきました。
叔父が、チャボの卵をひよこに孵したと見せてくれました。
こんな事が出来るのだろうかと驚きです。なんと、4羽います。
この機械です。
「孵化器」なのですね。
まず、叔父の家にはメスのチャボが10羽いるそうで、その中にオスを一羽入れたそうです。鳥が交尾をして有精卵が出来るとの事ですが、卵を見てもどれが有精卵なのか無精卵なのかわからないのではと思いました。叔父はわかるようです。叔父なりに経緯を説明していたのですが、難しくてわからなかった私です。
卵が孵るまでに21日間。
この子達が卵を産むまに育つには半年かかるそうです。
叔父の家で卵を販売しているという事ではないのです。
叔父叔母と、敷地内に暮らす息子さん夫婦とお孫さん家族が食べる卵の分だけです。
以前に3個位、卵を貰った事がありましたが、チャボというのはそんなに毎日たくさんの卵を産むようではなさそうです。
叔母が取って置いてくれた空豆です。
私の分、酒屋の叔母の分、弟の分です。
叔母は母の妹です。母の実家が材木商なので、叔母は若い頃は事務を手伝っていたのですが、父の妹である酒屋の叔母も、昔、市内にある親戚の材木商の事務をしていた頃があるのです。叔父が言うには、外材が出回らない時代に比べようがないほど大きな材木を扱っていて製材技術もはるかに凄かったといいます。酒屋の叔母は現在も自分の店の事務をこなしています。私がお店をやっていた頃は、一緒に商工会に行った事もあります。なんにしても頼れる叔母で、今もなお、私に食べ物やら洋服やらを運んで来てくれます。
湯津上村の叔母に土も貰いました。先日、幸せ係さんがくれたピッツバーグという植物に、土を足す為です。これで土が出来たので、次は、もう少し大きなポットと水受けを買えたらと思います。エアコンの室外機の上でお日さまに当てました。
湯津上の叔母は、毎年イチゴジャムを作ります。近所にイチゴを作っている農家さんがあり、そこから市場に出さないものを分けてもらうようです。
それにしても、この数日は忙しかったです。
美容室、歯医者、呼吸器科、湯津上の叔母の家、近所の親戚などへ出掛け、弟と何度も会い、従姉妹が来たり、酒屋の叔母の家に行ったり来たり。私の一番の友達が、私を想って食べ物を持ってきてくれたり。
日常というものは、こういうふうに雑多で煩雑なものだったと思いました。そういう時期なのかもしれませんが、まるで門をからりと開けたように、待ってましたとばかり、わあーっと色々な事が押し寄せて来ます。半日出掛けたら、半日はぐったりとしており、人が来ればその時だけは身が入るのですが、その後はぐったりです。コイが水の無い池に横たわっているようなありさまです。
先日の出版の事があってから、物書きに心が入らない手がつけられない状態で丁度いいのかもしれません。しかし私は何をやってのけたのだろうと思う程疲れているのです。
明日は、お山の病院に行きます。これでまたひとつ、予定が舞い込んでいるのです。