テンションが高い日が続くと分解ばらばらになりますよ

4日の夜はいい月が撮れた。
全くなってない写真、と言われそうですが、「これはまさしく空に居る月というものではないか」と思うわけです。雲と一緒に居るではないか雲に何かの話を聞かれているのではないか、と思うわけです。画角が自動計算されて撮れたものなのです。沢山撮った中でこの写真が一番好きになりました。写真を選ぶときは「どきっとするか、ぐっとくるか、はっとするか、生きてるか」という感情の手ごたえを大事にして選んでいます。私の撮るものは上手とは言えず、誰でも撮れるものだと思いますが、私の一押しが無ければ写真と言葉のページにも載せられないのです。これは、ものすごく、「ぐっときた、すてきだ」と思ったものです。何も修正はしていません。ありがとう写ってくれてという想いです。

こちらは、翌朝、がばっと起きたとたんに、画像ソフトで緑色を月にかけてみた、なるべく芸術的に、と思い立ったものです。月面が草ぼうぼうだったら、月面着陸の際には、「月の草を持って帰れる、石などより、ずっといい」と思うわけです。
そこからは、朝のcoffeeと焼いたロールパンを机に持ってきて、パソコンにしがみついたら様々な事が始まるわけです。朝食は息子はcoffeeのみなので、それぞれの机で食べます。

この写真を撮ったのは、夕方の光が好きだからです。しかし、夕方の光を撮ったにしては、デスクライトをつけっぱなしにしていたので、思うようではない。
以前、療養にお山に行ったときに「夕方の光が好き」という初老の素敵な女性と温泉に入りました。その人は都会で素晴らしいワークショップを開いていて、私が何を話しても私の言葉がみんなその人の耳につかまってしまうという不思議な耳をしていました。つかまったから何か言葉を返すかというとそうではない。何も返ってこないのに「つかまってしまった」と私が実感するのです。彼女に話した事に関しては、的を得た答えが返ってくる。私はその人にとても憧れていました。彼女が山を去っても「夕方の光」を求めてお風呂に入った位です。そして今も夕方の光が好きです。

この頃の私は、何をしでかしているかというと、
「買って来たお砂糖を容器に移そうとして、床にばらまいてしまった」
「コーヒーも同じことをした」
「小さなお皿を落として割った、
「大きな重い風呂釜(このマンションはユニットバスではない)をお湯が溜まる横置きの状態から、縦にして壁に立てかけ乾かそうとして、危ないからと手伝ってくれた息子の前で怪力を出して、やめて、怪我をすると言われた」
「食事の時はお箸を床に落としたり、食べものを胸元やスカートにこぼしたりする」
「家の中は歩くのではなく、サカサカ走って、台所のマットをサッカーボールのように蹴飛ばして歩っている」
「スーパーでカートを出して手を消毒すると私がいないのにカートが先に歩いている」
「ネット通販で銘柄の違うあるものを、その銘柄だと信じ切って買ってしまう」
++落ち着かないとだめだよ、いつもlowにしていないと、怪我をする++と息子が言う。そうしようと思っていても、動きだすと走ってしまう。
遂に、昼食の時、ぐったりとして肘を付いてやっと食べるありさまになる。
お山に電話して相談すると「薬のアレをやめて、アレの〇〇ミリを一日3回にしなさい」と支持を受けた。それから昼食後「枕を外して大の字になって」2時間位、眠った。
そうだ、そういえば、ここ数週間、朝は4時に目を覚ます。寝ていられないのである。年寄りになったのだなと思っていたのだが、違う、「ハイテンション」になっていたのだ。
「ヒーリング音楽を掛けて瞑想するといい。パソコンばかりやっていて頭が覚醒しているんだよ。新しいホームページが嬉しいのはわかるけど」と愚息が言う。
それで5日の夜からYouTubeでぐっとくるものを見つけて聴いた。ヒーリングではないが、素晴らしい。
後日紹介します(なあんだそれ、って言わないで・・)。
そして、今日はとても暑くなったので、それぞれの部屋のエアコン掃除をした。ベッドを立てて、椅子を置いてフィルターを外して洗い、エアコン用防カビ除菌スプレーもシューッとした。しかし、フィルターを干していていい写真が撮れたというのに、うっかり忘れてしまい残念だ。というか、フィルターを干したのは息子です。

随分前になるが、長期療養をした事がある。その時に、お山の先生に「きみは、割れたまごみたいだ」と言われた事がある。そういう時もある。言い得ている。